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  • 捲れる儂

    捲れる儂

    十五は心煩って
    仮病を使って休みがち
    十六 父に逆らって
    高校中退 引き籠もり

    十七 働き始めても
    矢っ張り何だか落ち着かず
    十八 放浪癖に因り
    事有る毎に家出為る

    嗚呼 噫
    嗟 唖唖

    捲れる儂は何に成る
    捲れる儂は何の為
    如何せ捲れる丈成らば
    一層一思いに死のうかと

    明日を思えば胸破れ
    憂鬱添えも日常で
    心落ち着く一瞬も
    儂には無いと思ってた

    迷いて惑うさ此の先も
    機微に塗れて苦労為て
    経験積んで思い遣り
    持てる人にと考える

    唖唖 嗟
    噫 嗚呼

    捲れる儂を誰が拾い
    捲れる儂を誰が助け 
    如何せ捲れる丈成れど
    心捨てずに生きて往く

    捲れる儂は人に成る
    捲れる儂は人だから
    如何せ捲れる丈成れど
    心捨てずに生きて往く

  • 頑なに尽

    頑なに尽

    星の舟を御空に沈めた時
    皆独りで生く事出来ないと

    沈み逝く人は知るのだろうか
    物足りぬ人は唯浮かぶ丈で

    頑なに憑くは世なのか人なのか
    業を惧れて生きたのは遠い昔にそう成果てて

    人の舟は彼方此方に皸入る
    沈む事に皆は怯えて居る

    此の世が涅槃に達す為には
    人は何を為れば生きてけば善い

    頑なに尽きる方へと進む訳添え
    思わぬ事と示し合せ目を逸らせそう誓ってる

    もう誰の心にも仁が無いのなら
    涅槃程遠く尽きる丈此の世はそうもう還らない